児童館としての役割をさらに充実させるためにも、防災を通じた「地域との連携」は欠かせません。
児童館のイベントに地域・役場・町民館・保護者・学校の大人たちにも参加してもらうことで、子どもの目線で一緒に考えられるため、防災を、大人も子どもも巻き込んだ地域全体の目標として捉えることができます。そのため、普段からの積極的な情報共有を行っています。
1:地域に向けた児童館の取り組み発表
2019年9月1日に開催された、地域での防災講習会のプログラムの一つとして、児童館の防災の取り組みについて、代表の子ども達が発表してくれました。
児童館の取り組みについて地域の方にも知っていただくと同時に、「子ども達がこんなに頑張っているんだから、大人も頑張らないといけない」という嬉しい言葉もいただきました。
子どもから発信する防災も、頑張っていきます。
2:さまざまな所属の人が児童館の活動ミーティングに参加
大方児童館の防災プロジェクトの特徴は、方針や活動プログラムを考えるミーティングに、役場・町民館・大学関係者・学校関係者などなどの、児童館職員以外の関係者が集まることです。
いろいろな立場からの意見を取り入れることで充実したプログラムを考案することができ、同時に、こうしたミーティングの場で定期的に情報共有を行うことで、円滑な地域との連携につながっていきます。
3:地域住民も参加する避難訓練
児童館で行う避難訓練に、地域の住民さんにも参加してもらうことで、子どもの目線で一緒にまちの防災を考えることができます。
また子どもが防災に真剣に取り組んでいる姿を大人にも見ていただくことで、「大人も子どもも一緒に防災を頑張っていこう」という意識の醸成を目指しています。
4:訓練の講評を学校の先生にも行ってもらう
避難訓練をはじめとした、児童館の活動には、小学校の先生にもご参加いただいています。
先生方とも連携を取って、「児童館でどういう学びを目指しているのか」をご理解いただき、学校でできること、児童館でできることを一緒に考えながら、子ども達の学びを深めていくことを目指しています。
5:地区防災計画シンポジウムでの児童館活動の発表
2020年11月7日に開催された、第6回 黒潮町地区防災計画シンポジウムにおいて、大方児童館の防災プロジェクト実践の報告をさせていただきました。
多くの方にご紹介できた結果、「こんなことやってるなんて知らなかったわ」「発表よかったよ~」「いろんなことやってるんやねえ」などなど、嬉しい反響をたくさんいただきました。
これからも、活動の発信もしながら、黒潮町の防災の一端として頑張っていきます。
6:児童作:活動まとめポスターの展示
地区防災計画シンポジウムでは、子ども達が作成した、防災活動をまとめたポスターも展示させていただきました。
会場の入り口に大きく掲示させていただきましたので、多くの方にご覧いただけました。
7:黒潮町人権作品展で児童館の取り組みの展示
第15回 黒潮町人権作品展の一角に、児童館防災プロジェクトの展示をさせていただきました。
子どもたちの作ったポスターと一緒に、活動の様子がわかる写真をたくさん掲示しました。他の展示をメインにご覧になった方も足を止めていただいていたようで、たくさんの方にご紹介できたのではないかと思います。