絵本・防災クイズⅢ・非常持ち出し品ゲーム

「防災を楽しく学ぶ」ことを目的にした「ぼうさいDAY」では、毎年いろいろなプログラムを考案しています。

今年は、絵本「地震がおきたら」・防災クイズ・非常持ちだし品グッズゲームの3つを行いました。

非常持ち出し品ゲームでは特に盛り上がりました。非常時に必要そうなもの、そうでなさそうなもの、もしかして必要かも?そんなグッズをたくさん用意し、リュックの中に必要だと思うものを選んで入れてみます。
そして実際にそのリュックを持って、走って逃げることができるだろうか?を体験してみるゲームです。

水がたくさん必要とは聞くけれど、やはり3リットルの重さを持って走るのは大変です。
なんでもかんでも必要そうに思えますが、やはり厳選することも大事です。

このゲームは2回目の実施ですが、前回よりもグッズの量を増やしました。
そのため、選ぶ基準も大切です。おもちゃや折り紙は、いらないようにも思いますが、
「誕生日を祝うことは大事」という子どもの言葉がありました。
確かに、災害時のようなすべてが混乱して大変な時こそ、そうしたお祝いの楽しい時間が癒しになるのかもしれません。

こうしたことを、体験を通して考えてもらい、「なぜそれを選んだのか?」という自分の意見を発表する力も育成します。
また「こんな重い物を持って走ることはできない!」という気づきから、津波避難タワーへの非常品BOX設置への提言につなげたりするなど、地域とのコラボのベースにある活動でもあります。