車いすを体験しながらの訓練

地震が来たら、まず自分の命を守って安全な場所まで逃げることが第一ではありますが、時として、”救助する側”になることがあるかもしれません。そこで、車いすをお借りして、「救助する側の視点を学ぶ」こと、「普通に避難するときと時間の比較を行う」ことを目的とした避難訓練を実施しました。

社会福祉協議会さんにご協力いただき、車いすを扱う時の注意点や、道路上の困った状況の対処方法などを聞いてから、高台にある小学校までを避難しました。道の状況がすぐに車輪に影響することや、なかなかスピードを出せないこと、力の入れ具合、坂道や側溝への対処方法などを体験しました。

座っている側にもいろいろな学びがありました。目線が低くなるので、いつもは気にしない高さのブロック塀も、高く感じて怖く思います。後ろで何が起こっているか分からないので、なにか特別なアクションを起こす際には声をかけてほしいと思ったり、ちょっとした道路のへこみも怖く感じました。

こうした体験を通じて、いざというときにパッと行動できるように、知っておくことが大事だと、子ども達も感じてくれたと思います。普通のスピードより遅くなってしまうことにも気づいてくれたので、みんなが助かるためにはどうすればよいか、次の思考のステップにもつながりそうです。