第7回 黒潮町 地区防災計画シンポジウムで児童館の防災プロジェクトについて発表しました

毎年、黒潮町で開催されている「地区防災計画シンポジウム」で、ありがたいことに、今年も発表の機会をいただきました。2年連続ということもあり、同じような”活動報告”では少し物足りないな、という考えから、趣向を凝らしてみました。

工夫したことの一つ目は、子ども達に発表してもらうことです。
自分たちが頑張ったことを自分たちで発表してもらうこと、そして人前で話すことを経験してもらいました。

二つ目の工夫は、会場にいる大人に、児童館での取り組みを実際に体験していただくということです。
今年、ぼうさいDAYで取り組んだ「インソール体験」を、大きな会場の舞台上で、実際に体験していただきました!

ぼうさいDAYのページで詳細をお知らせしておりますが、「スリッパにインソールを入れて、くぎを踏んでもらう」実験です。
今回は、黒潮町長と、京都大学防災研究所の矢守教授にご協力いただきました。
しかし、この体験は、サプライズで行いました。おふたりはもちろん、会場の誰にも知らせず、その時初めてお知らせして、舞台上に立っていただきました。会場からも笑いと大きな拍手が起こりました。

おふたりとも快くお引き受けくださり、「釘の上に乗る」という怖いことにも勇気を持って挑んでくださいました。
言葉での発表はすぐに忘れてしまうかもしれませんが、「釘の上に乗らせた発表」という印象は長く残るのではないでしょうか。その重要性にもあらためて気づいていただけたと思います。

こうしたことが可能になるのも、児童館ならではと考えており、このユニークさと大胆さを持って、これからも子ども達と一緒に体験しながらの学習を進めていきます。